試験に合格したものの、実務経験がないまま資格登録できるのか分からず、次の手続きに進めていませんか。結論から言うと、管理業務の実務経験が2年未満の人は、登録実務講習を修了することで、実務経験2年と同等の能力があると認められ、資格登録ができます。ここでは対象者と費用を整理します。
登録実務講習とは
賃貸不動産経営管理士として資格登録するには、原則として管理業務に関し2年以上の実務経験が必要です。しかし、実務未経験のまま試験に合格した人も少なくありません。そうした人のために用意されているのが、登録実務講習です。
この講習を修了すると、実務経験2年以上を有する者と同等以上の能力を有する者として認められ、実務経験がなくても資格登録に進めます。「実務経験がないから資格を活かせない」と諦める必要はありません。
対象者
登録実務講習の対象になるのは、次のいずれかに当たる人です。
- 賃貸不動産経営管理士試験に合格し、管理業務に関する実務経験を2年以上有していない人
- 指定講習の受講を希望する宅地建物取引士で、同様に実務経験を2年以上有していない人
新卒や未経験からの転職でこの資格を目指す場合、多くの人がこの講習の対象に当てはまります。
学習方法
学習方法は、テキスト冊子を使った自主学習とeラーニングの組み合わせです。賃貸住宅管理業の実務に関する知識全般を、実務未経験でも理解できる形で学べる内容になっています。通学して受講する形式ではないため、働きながらでも進めやすい講習です。
費用の目安
登録に関する費用としては、登録実務講習自体の受講料に加え、資格登録料2,100円(税込)、認定証(カード)の発行手数料4,500円(税込、任意)がかかります(賃貸不動産経営管理士協議会の発表、2026年7月時点)。講習の受講料は時期や実施団体によって差があるため、申込み前に公式サイトで最新の金額を確認しておくのが確実です。
受験料や登録全体にかかる費用感については、受験資格・受験料の記事でも整理しています。
実務経験がある人は不要
すでに管理業務の実務経験を2年以上持っている人は、この講習を受けずに資格登録に進むことができます。自分に実務経験が何年あるか曖昧な場合は、登録前に実施団体に確認しておくと、余計な講習費用を払わずに済みます。
まとめ
- 実務経験2年未満の人は、登録実務講習を修了すれば実務経験2年と同等の能力があると認められる
- 学習方法はテキスト+eラーニングで、働きながらでも進めやすい
- 受講料は登録料・認定証発行手数料とは別にかかるため、事前に最新の金額を確認しておく
まずは、自分の管理業務の実務経験が何年になるか、これまでの職歴を振り返って数えてみてください。それだけで、講習が必要かどうかの判断がつきます。


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