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「宅建士、賃貸不動産経営管理士、マンション管理士、管理業務主任者——全部まとめて取れないか」と考えたことはありませんか。結論から言うと、2026年度はこの4資格の試験日程がすべて別の日に設定されているため、制度上はすべて同一年度に受験できます。ただし、現実的におすすめできるかどうかは別の話です。
2026年度の試験日程
不動産関連の代表的な4資格の試験日は、次の通りです(2026年8月時点、各試験実施団体の公開情報より)。
| 資格 | 試験日(2026年度) |
|---|---|
| 宅地建物取引士(宅建士) | 2026年10月18日(日) |
| 賃貸不動産経営管理士 | 2026年11月15日(日) |
| マンション管理士 | 2026年11月29日(日) |
| 管理業務主任者 | 2026年12月第1日曜日 |
見ての通り、10月中旬から12月上旬にかけて、およそ2週間おきに試験が設定されています。日程だけを見れば「トリプル受験」「クアトロ受験(4資格同時)」は物理的に不可能ではありません。
それでも簡単ではない理由
日程が被らないことと、無理なく合格できることは別問題です。
- 出題範囲が重なる部分とそうでない部分がある:宅建士と賃貸不動産経営管理士は、借地借家法や重要事項説明など重なる範囲が多く、相乗効果が出やすい(宅建とのダブルライセンスについてはこちら)。一方、マンション管理士・管理業務主任者は区分所有法やマンション管理特有の実務知識の比重が大きく、賃貸不動産経営管理士とは重なりが限定的(マンション管理士とのダブルライセンスについてはこちら)
- 直前2ヶ月に試験が集中する:10月中旬〜12月上旬の約7週間に4試験が並ぶため、複数資格を同時進行で仕上げるには相応の学習時間の確保が必要になる
掛け合わせの優先順位
一度にすべてを狙うのではなく、目的に応じて優先順位をつけるのが現実的です。
- 賃貸管理業務の実務に直結させたいなら:宅建士→賃貸不動産経営管理士の順(業務管理者になる要件との関係はこちら)
- マンション管理業務にも関わりたいなら:管理業務主任者→マンション管理士の順(出題範囲が近く、効率よく積み上げやすい)
- 将来的に4資格を目指すなら:まず2資格に絞って合格実績を作り、翌年度以降に残りを追加する
「全部一気に」を目指して共倒れになるより、1〜2資格ずつ着実に積み上げる方が、結果的にキャリアの選択肢を早く広げられます。


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