過去問集を何周もしているのに、間違えた問題がまた同じところで引っかかっていませんか。結論から言うと、過去問のPDFに直接書き込み、間違えた問題だけを集めた「解き直しノート」を作るのが、iPadのノートアプリ「GoodNotes」を使った効果的な勉強法です。ここでは具体的な使い方を整理します。
GoodNotesとは
GoodNotesは、PDFやノートに手書きで書き込みができるアプリです。もともとはiPad向けのアプリで、Apple Pencilを使って紙のノートに近い感覚で書き込める点が特徴です。最近はWindowsやAndroidにも対応していますが、他のOSとの同期には制限があるため、基本的にはiPad(+Apple Pencil)での利用が中心になります。
料金は基本無料で始められますが、作成できるノート等は3ファイルまで、ストレージ100MBまでという制限があります(2026年7月時点、GoodNotes公式サイトより)。それ以上使う場合は、Apple製品間でだけ同期できる買い切り版(Special Edition)か、Android・Webブラウザまで同期したい場合のサブスク版(Essential/Pro)を選ぶ形になります。価格は各アプリストアの表示(円建て)で確認できますが、プラン内容とあわせて変わりやすいため、申込み前に公式サイトやApp Store/Google Playで最新情報を確認しておくと安心です。
使い方1:過去問のPDFに直接書き込む
過去問集をPDFで持っている場合、GoodNotesに読み込むだけで、そのまま書き込みができるようになります。紙に印刷しなくても、選択肢に丸をつけたり、間違えた理由を書き込んだりできるので、「印刷する手間」と「紙の過去問を持ち歩く重さ」の両方から解放されます。
テキストの選び方については、タイプ別に比較した記事で紹介しています。PDF版が手に入るテキスト・過去問集であれば、そのままGoodNotesに取り込んで使えます。
使い方2:間違えた問題だけの「解き直しノート」を作る
過去問を解いていて間違えた問題があれば、その部分だけを写真に撮ってGoodNotesに貼り付け、自分専用の「解き直しノート」を作ることができます。
すべての過去問を毎回1から解き直すのではなく、間違えた問題だけを集めたノートを繰り返すほうが、同じ時間でも復習の密度が上がります。過去問の繰り返し方については、別記事でも詳しく解説しています。
使い方3:テキストをデジタル化して書き込む
紙のテキストをスキャンしてPDF化すれば、テキストにも直接書き込みができます。マーカーを引く、余白に自分の言葉で補足を書く、といった使い方は紙のテキストと同じですが、デジタルならページを増やしたり、書き直したりが自由にできるのが利点です。
使い方4:検索機能で復習箇所をすぐ探す
GoodNotesには、手書きの文字も含めて検索できる機能があります。「あの論点、どこに書き込んだっけ」というときに、キーワードで検索すればすぐに該当ページを見つけられます。紙のノートでは難しい「後から探しやすい」という利点は、独学を続けるうえで地味に効果があります。
手書きに慣れていない人が気をつけること
- 最初から高機能を使いこなす必要はなく、「PDFの読み込み」「ペン」「消しゴム」だけで十分始められる
- Apple Pencilでの手書きに慣れるまでは、紙に書くより時間がかかることがある。最初の数日は使い方に慣れる期間と考えておく
- iPad本体とApple Pencilの初期投資が必要になるため、すでに持っている人向けの勉強法である点は踏まえておく
独学のスケジュールの立て方については、別記事でも整理しています。
まとめ
- GoodNotesの効果的な使い方は、過去問PDFへの直接書き込みと、間違えた問題だけの解き直しノート作成
- テキストのデジタル化や、手書き検索機能による復習箇所の発見にも使える
- iPad+Apple Pencilが前提の勉強法のため、すでに持っている人にとって特に相性がよい
まずは、直近の過去問1回分だけをGoodNotesに読み込んで、書き込んでみてください。それだけで、紙に印刷していた頃との違いが体感できます。


コメント